昨日、なんとも恐ろしいニュースが報じられました。
北朝鮮が核兵器発射準備を開始しているという内容です。

北朝鮮第1書記、「核兵器発射準備」を指示 
先制攻撃態勢に転換

REUTERS ロイター
2016年 03月 4日 10:21 
http://jp.reuters.com/article/north-korea-kim-idJPKCN0W52R5
(以下転載)

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[ソウル 4日 ロイター] – 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は、敵からの脅威が高まっていることを踏まえて、いつでも核兵器を発射できる準備を整えておくよう命じたほか、軍を「先制攻撃」態勢に転換するよう指示した。北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)が4日、伝えた。

米政府は報道を受け、北朝鮮に緊張をあおる挑発的な行動を控えるよう求めた。
国連安保理が今週、北朝鮮制裁の強化決議を全会一致で採択。その数時間後に北朝鮮は同国東海岸から短距離型の飛翔体数発を発射した、と韓国国防省が発表していた。
KCNAは、第1書記が新たに開発した多連装ロケット発射装置の演習に立ち会った際に指示したとしている。演習を行った日時は明らかにしていないが、新たな兵器について、韓国が射程内に入っているとした。

KCNAによると、第1書記は北朝鮮が「質量両面で核戦力を高める」べきだと主張した上で「国家防衛のため常に核弾頭を装備しておき、いつでも発射できるようにしておく必要性」を強調した。第1書記は「敵への軍事対応を先制攻撃態勢に転換すべきときだ」とも述べた。

報道について、米国防総省報道官は、「報道は承知しており、アジアの同盟国と協力して朝鮮半島情勢を綿密に監視している」と述べた上で、「われわれは北朝鮮に対し、緊張をあおる挑発的な行動を控え、国際的な義務とコミットメントを果たすことに焦点を絞るよう求める」と語った。

(以上、転載終了)

北朝鮮はどこまで本気で核兵器の使用を考えているのか?
現状では、いつもの「脅迫」と思われ、実際に使用される可能性は
極めて低いと思われますが、仮に使用された場合、日本にとってどのような
影響が出てくるのでしょうか?

それについては、下記の記事が参考になると思います。

核兵器をめぐる朝鮮半島情勢、
日本を放射能の雲で覆うか?

Sputnik
2016年03月05日 06:09
http://jp.sputniknews.com/asia/20160305/1728926.html
(以下転載)

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ロシアの気象学者が朝鮮民主主義人民共和国の核兵器が実際に使用された場合の大気への影響について語った。
北朝鮮はすでに1度ならず世界に向けて自国の核兵器改良を示してきている。ロケットが軍事パレードの際には誇示されており、今年1月には水爆実験も実施された。
もし突然爆発が起これば放射性同位体(ラジオ・アイソトープ)が放射線を空気中に拡散することになる。
現在、日本には北西から南東への風が吹いている。こうした風の動きは冬季に典型的なものだ。なのでもし核兵器が爆発するようなことがあれば、放射性物質の被害を被るのは日本も含め北朝鮮の東に位置する近隣国、そして海洋ということになるだろう。
(以上、転載終了)

これは、かなりヤバイですね。
仮に海洋上に発射された場合でも、放射能による被害は免れることが
できないという事ですね。

そして、もし、この核兵器が、日本に向けて発射された場合、
どのようになってしまうのでしょうか?

下図は、2015年7月30日の国会において「北朝鮮の弾道ミサイルの脅威」について
の質疑で政府与党が例示したものを取りまとめたものです。

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この中には書かれていませんが、北朝鮮から日本に向けて核ミサイルが
発射された場合、
ミサイルは10分で日本に到達するようです。
なんと、たったの10分です。

発射後、すぐに「Jアラート」の弾道ミサイル情報が発せられ、鳴り響いたとして、
その10分後には、日本にミサイルが落ちてくるという事です。

※参考までに
J-ALERT(全国瞬時警報システム) 実際の放送例
https://www.youtube.com/watch?v=hrt26UfL13I
JALERT.png

その有事の時、私たちにできる事とはなんでしょうか?

参考になりそうな記事がありますので、ご紹介いたします。

もし東京に核が落とされたら。 爆発周辺の人達は全員死ぬんだと思っている日本人が多いといいます。しかも、その死因はほとんどは放射線であると。そういうことをきちん検証しない日本こそ被害が大きくなるのです。
出典元:さくらの花びらの「日本人よ、誇りを持とう」
http://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/30506181.html
(以下、抜粋し転載)

戦後日本の学者やマスコミは「核兵器が使用されればみんな死ぬだけだ」という似非科学恐怖を日本人に刷り込んできました。しかし、そうではないんです。
たとえ爆心2キロ圏内でも地下街に居たり、堅固な建物内部にいた人は助かります。

実際、広島では爆発地点から170メートルしか離れていない鉄筋コンクリート建物の地下1階に居たため助かり、昭和57年まで健康で暮らした野村栄三さんがいます。また半径500メートル以内では78名が生き残っていました。

例えば中国から発射された核弾頭は日本への飛翔時が6~7分です。
咄嗟のことではありますが、この時どう行動しますか?

しかし、残念ながらこれに答えられる日本人はいないでしょう。・・・

まず、核災害で最も大きな被害をもたらすのは爆発時の“閃光”と“衝撃波”です。
広島でもこの2つが20万人を超す死傷者を出したのですから、核災害から生き残るにはこの2つの初期被害をいかに回避するかがポイントです。

核兵器といえば放射線被曝を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、放射線は脅威の一部でしかなく、核爆発エネルギーの5%に過ぎないのです。

まず、核爆発の瞬間、熱線が光の速度で発射されます。この閃光熱傷を浴びた人は皮膚の表面だけが熱を受けて焼きただれ、皮膚が破けてしまいます。
この熱線を浴びてしまうと最低でも重症は避けられません。しかし、熱線は建物内部に避難し、外部光の入らないところに移動すれば防ぐことができます。ですからまずは近くの建物に避難するのが最善です。

次に、この熱線の後に衝撃波がやって来ます。これは核爆弾の大きさによっても変わってきますが、衝撃波は音速よりも早く秒速700メートル以上の威力を発揮します。

このため地上にいる人間は吹き飛ばされ、コンクリートに激突して死亡します。あるいは建物の中にいて熱線を免れても、コナゴナに吹き飛ばされたガラスやコンクリート片が突き刺さって死亡するのです。

広島や長崎の場合、屋外にいて吹き飛ばされた人も多かったのですが、少し遠方では弾丸のように飛んでくるガラス片が突き刺さり絶命した人が圧倒的に多かったのです。

この衝撃波がやってくるときに直立していれば、それだけガラス片が突き刺さる表面積が増大するので、屋内では窓ガラスから離れた建物の中心部や廊下などに退避し、伏せてガラス片が突き刺さる面積を最小限にするのが重要です。

その後、爆発地点では熱線の熱によって大規模な火災が発生します。周辺を焼き尽くし、熱傷で重傷を負って動けない状態だとこの火災で命を落とすことになります。

また、即死する量ではありませんが地面や建物の残骸には中性子により放射化されますから、すぐに爆発地点から脱出する必要があります。この場合、車は通行できないほど地表が破壊されていますから使用できないでしょう。そこで脱出手段として重要なのが地下鉄です。分厚いコンクリートや地表に覆われた地下空間は閃光と衝撃波、初期被害をかなり軽減でき、核爆発が起きても地下はかなり安全が確保されます。核災害でも地下鉄を運行出来れば危険な爆発地点から避難させられますし、自衛隊の救助活動でも迅速に使うことができます。

核ハザードは時間の経過とともに減少していきます。特に中性子による放射化の場合は顕著です。

広島、長崎の原爆では「今後70年間ペンペン草一本生えない」と言われましたが、実際には放射線量は7日後には健康に全く影響を与えないレベルに戻りました。

チェルノブイリ事故の急性死亡者は30名、その後、4000人の子供が甲状腺がんになりましたが、実際に死亡したのは15名です。

ひとつ知っておいてもらいたいのは、核爆弾と原発はどちらもプルトニウムやウランを原料にしていますが、その濃縮率は核爆弾は90%、原発が5%以下です。原発の原料は濃縮率が低いので事故を起こしたり、ミサイル攻撃を受けても核爆発は起こらないのです。

(以上、転載終了)

上記の記事は、札幌医科大学の核防護学専門の高田純教授が、
「諸君」2007年4月号の中で書かれたものであるそうです。

核災害で最も大きな被害をもたらすのは爆発時の“閃光”と“衝撃波”という事です。
それを防ぐには、地下、特に地下鉄のホーム等、分厚いコンクリートや地表に
覆われた地下空間に逃げ込むのが有効のようですね。

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このような事を知っておく事は、有事に対する有効な対応方法を取れる事になり、
情勢が不安定な現代においては、必須な知識になるかと思います。

現実を直視し、それに対応する為の情報収集や知識を
得る事が大切なんだと、この記事から学ばせていただきました。
ありがとうございます。

とにかく、平和である事をいつも願っております。

  


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