前回の自己紹介で私が霊感が強くなっていく序章について、

ご紹介いたしました。

 

その当時は、本当に怖かったものです。

いや、ホントにこんな恐ろしい日々が長く続くとは・・・。

まるで迷宮の中にでも居る感じでした。

 

 

私が中学2年生の夏休みに初めて「金縛り」というものを体験した翌日、

正確にいうと、その当日の朝ですね。

 

いつもの通り、朝起きて、家族と朝食を食べ、いつもの通りに過ごしていました。

そう、なるべく”いつもの通り”に過ごそうと思っていたんです。

 

あまりにも不思議な体験をした直後でしたので、

なるべく”いつもの通り”、普通に過ごしたいと、そう考えておりました。

 

時間の経過とともに「もしかしたら、あれは夢だったんじゃないか」

と、そんな風にも思えてきました。

 

その日の夕方には完全に吹っ切れていて(笑)、

「まあ、夢だったんだろうな」くらいの軽い気持ちに至っておりました。

 

それが「完全な間違い」だったことが、

その日の夜、明らかとなるのですが…。

 

夕食を済ませて、いつも通り、自分の部屋でラジオを聴きながら、

まったりと過ごしていました。

もはや、早朝の「金縛り」事件のことなど、すっかり忘れておりました。

 

そして、この日もラジオを聴きながら寝てしまったのです。

 

 

目が覚め、気がつくと、うつ伏せ状態のままで寝ていたようです。

 

と、次の瞬間!

 

また、体が動かない・・・!

 

えっ!?

これって、もしかして!?

 

 

さすがに、もう昨日の出来事が夢などとは思いませんでした。

 

しかも、うつ伏せで寝ているので、

周りがどうなっているのかもわからない状態です。

 

そして、また、あの足音が部屋の外から響いてきたのです…。

 

トツトツ、トツトツ、

 

 

不気味にこだまする足音…。

だんだん、この部屋に近づいてくるのが分かりました。

 

「ヤバいよ!」

「また、アイツだ!」

「どうしよう!!」

 

焦りに焦ってパニック状態です。

 

そして、扉の開く音が…。

前回は、この瞬間に金縛りが解けたのですが、

今度は解けない…。

本当に扉が開いたのか、どうかも分からない…。

 

そんな不安な気持ちの中、

背中にズッシリとした重みを感じました。

 

「!?」

 

とても嫌な感覚でした。

 

そう、とうとう「アイツ」は部屋の中に入ってきて、

しかも、私の上に乗っかってきたのです…!

 

 

もう完全にパニックです!

 

しかし、その直後、今度は背中に温かい感覚が…!

と、その瞬間に金縛りは解け、

そして「アイツ」もいなくなっていたのです…。

 

「救われた…。」

 

なぜか、そう思いました。

 

あの「温かい」感覚は、

なぜか、よく知っているような感覚だったのです。

 

そう「懐かしい」ような感覚…。

 

 

そして、この「温かい」感覚に、

これから、何度も、救われていくのです。

 

「救われていく?」

「何度も?」

「これから?」

 

そうなんです。

この日から「アイツ」との戦いの日々が始まったのです。

「温かい」感覚の謎については、また後日)

 

さて、話を戻しまして、

我に返った、その直後、

気がつけば、ラジオの音が聴こえてきました。

 

またしても、午前4時を知らせる時報だったのです…。

 

 

午前4時…。

この時刻が、それからの私にとって、

「魔の時刻」になっていったのです。

 

この続きは…

また今度にいたします。